 私が花の会社を作るまで
子供の頃は池を作って金魚を飼ったり、温室を作って植物を育てていました。
科学好きな少年で中1位の頃、サボテンに電極を差し込み交流100ボルトを上部と根にかける。
もちろん、枯れましたが植物を生物学的にしか見ていませんでした。
学生時代は武道にはまり、「菊と刀」「文武両道」の武士道の考え方から日本の文化を何か学ぼうと探し、
「いけばな」と出会いました。
それまで花を良く見た事も見つめた事もありませんでした。
花をいける。心地よい緊張感、いけてできる空間の美しさ、創造する美、美意識を持ち始めた経験です。
夢中になり、いけることに自信を持ち始めた5年目位の頃、
草月流の守屋紅沙先生から「井の中の蛙になったらいけません。」と言われたのを今も忘れません。
いけばなの古典は龍生派の熊沢敬風先生、デザインフラワーはスズキフロリストの鈴木紀久子先生に教えていただきました。
31才の時、サラリーマンを辞め、いけばなの教室を始めました。
10年間頑張りましたが教室運営だけでは生活は出来ませんでした。
平成元年、41才の時、パン屋さん、小さなスーパーで花束を委託販売し始めました。
それまでの経験「サラリーマン時代の玩具メーカーでの商品の開発から生産までの知識」
「教室運営時代の同時期に働いたスーパー流通での知識」そして「花をいける技術」をいかして花を販売する会社を作りました。
花をいけ続けて36年。内面的な美意識、花を眺め続けても飽きない、公園の木々、草の美に敏感になっている自分を感じます。
当社の花束は私がいけて楽しい、長く保つ花を選びます。
飾った時の色合い、組み合わせを考えます。
店頭のいけた写真掲載のポップやホームページで花の扱い方、いけ方のアイデア、
花を長く保たせる為の科学的知識を伝達したいと思います。
398円の花を楽しく、美しく、かわいく、生活に中に飾っていただければ、幸いです。
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